▲CNE1オリジナル・バリスタテキスト
慶佑さん: 名倉 慶佑(なぐら けいすけ)と申します。24歳です。新卒で入社した会社を1年半で退職し、現在世界で活躍できるバリスタを目指して奮闘中です。
慶佑さん: 「世界一のバリスタになる!」と考えた際に、日本語だけではなく、英語が必要だと感じたからです。英語を学ぶというよりも、英語でバリスタになるための知識を学ぶ必要性を感じました。
慶佑さん: いえ、実は最近できた目標です。社会人になってからコーヒーを通じて様々な活動をされている方々と偶然お会いする機会がありました。そのライフスタイルがとても魅力的に感じられ、「私もこういう生き方をしてみたい。」というのが簡単な流れです。
会社に就職してからというものの、このまま40年間同じ場所で働き続けるというのは果たして自分の生き方に合っているのかという疑問が常に頭にひっかかっていました。また昔から考えていた海外で働くという想いも実現させたかった。
しかし「ただ文化を知りたい。」、「英語が話せるようになりたい。」と生半可な気持ちで海外に行っていいものか?という自分の中での葛藤もありました。今の安定した仕事を辞めてまですることではないのではと、、
そんな時にコーヒーを通じて活躍されている方々と出会うことになったのです。メルボルン出身で、コーヒーを通じてメルボルンと日本を繋げるためにお仕事をされている方です。その方々から影響を受けたことが大きいですね。
その時に“これが私のすすむべき道だ”と考えるようになり、コーヒーに没頭するようになりました。
慶佑さんのその想い入れを深いところまで聞いてもよろしいでしょうか?
慶佑さん: 2018年の夏ごろ、沖縄へ旅行に行った際に山奥にポツンとあるカフェに行きました。その店主の方がメルボルン出身の方でした。元々メルボルンに行ったことはあったのですが、その時はメルボルンのコーヒー文化も特に知りませんでした。
しかし、そこでいただいたコーヒーは今まで私の中にあったコーヒーの味とは全く違う衝撃的なおいしさで、まさに概念を覆されました。そのオーナーの方とお話ししていると、メルボルンのコーヒーの文化をだんだんと知ることになったんですよね。
その後、東京のコーヒーイベントでコーヒーを通じて様々な活動をされている方と出会ったことで、“自分もコーヒーを通じて何か新しいものを作りたい、概念を覆したい”と云った感覚を持ちました。
現在コーヒー業界はサードフェーブと呼ばれている第三次コーヒーブームの真っただ中ですが、次のフォースウェーブに向けて様々な動きが起こっています。そのコーヒーの可能性を感じながら、コーヒーに集中して一生懸命に目指してみようと思うようになったわけです。
慶佑さん: 世界一のバリスタになることは相当な経験と知識と努力が必要と覚悟しております。しかしそれはひとつの大きな目標で、コーヒーを通じて様々な活動をしていく中で今までにないコーヒーの価値観を生みだし続けることが私の一番の目的です。
自分が有名になることで、新鮮な情報をキャッチすることもできるだろうし、新しい波を起こす上でも有用だと考えています。なので、世界一のバリスタを目指した上で、新しい波を作っていきたいと思います。
慶佑さん: 日本だけにとどまらず広い世界で挑戦していきたいと思っています。世界中の様々な情報を活用してコーヒーで表現していくためには、英語は必要不可欠というのが私の考えで、そのために英語を学んでいます。今は始めの一歩です。
慶佑さん: 「コーヒーの道をすすもう!」って決めた際に、やっぱりコーヒーの聖地ともいわれているメルボルンだろうと思いました。それで色々とメルボルンを調べている中で、世界一のバリスタである下山さんがメルボルンで働いているとの情報を拝見し、直接メッセージを送ってみました。
すると下山さんから返事がありまして「カフェでの経験がなく英語の自信がないのなら、バリスタコースがあるCNE1という学校があるよ。」という紹介をいただき、 英語+バリスタという自分のニーズに合ったCNE1に決めました。思い立ったが吉日で、すぐに申し込みさせていただきました。
慶佑さん: メルボルンではカフェでの経験が全くないと、なかなか採用されないというお話しを聞きました。0⇨1は日本のカフェで働いて、経歴を作った上で1⇨100までをメルボルンで作っていきたいと思い、先ずは日本のカフェで働こうと思います。
ただ、その前に英語も学ぶ必要性を感じていました。CNE1に来てバリスタの道にすすむ手助けをしていただき、本当に来てよかったなと思っています。
慶佑さん: CNE1の話をすると、ギャップはありました。私も画像編集をしたことがあるので、HPの写真はうまく見せているんだろうなと思っていたんですよ(笑)でもいい意味で期待を裏切ってくれました。
実際は部屋もトイレもバスルームも綺麗で、冷房も付いていましたし、なにより食事も日本人に合わせて作ってくださるので食べやすかったです。気候もよく、勉強する環境として最高でした。日本人生徒の事をよく考えて運営されていると感じました。
治安に関して、敷地内はしっかりとしたガードマンがいるので安全だと感じました。
英語の話題に戻りますが、慶佑さんは元々英語の勉強はよくされていましたか?
慶佑さん: もともと科目として英語が好きで、大学の学科も国際系を選択しました。しかし大学生の頃はあまり勉強せずに遊んでしまいました。なかなか英語を話す機会を自分でつくりに行ったりすることもできませんでした。
▲CNE1オリジナル・バリスタテキストの中身
それでは、バリスタコースで学ばれた内容を教えていただけますか?
慶佑さん: コーヒーの基礎、コーヒーの木の育て方〜歴史を学んでいきました。午前中はコーヒーに関する知識、午後はバリスタとして必要なコミュニケーションスキル、カフェで働く上でどういったコミュニケーションが必要かという事を学びました。
カフェでのコミュニケーションでは、実際にカフェで働いた経験がないので難しく感じました。しかしコーヒーの知識に関しては元々自ら勉強していたので、比較的スムーズに学べました。ただその知識を英語で学び直すというのは非常に価値があったと思います。
実際にメルボルンに行った時には英語でコーヒーのことを話す必要があるので、今回英語で学び直したものはすぐにでも使えるものだと思います。
慶佑さん: 先ずはカフェでのお客様への対応ですね。バリスタとお客さんの間での会話から始まり、バリスタとウェイターとの会話、バリスタとバリスタとの会話など、働いている中で起こりうるシチュエーションに合わせたコミュニケーションを学ぶという感じです。
メルボルンのカフェで働くとなると実際にこういう会話が発生するだろうなという情景が思い浮かびました。実践的で意義のあるものでした。
今回バリスタの授業を受けられた感想を率直に教えていただけますでしょうか?
慶佑さん: 大満足です。教科書に沿って教えること自体はそれほど難しいことではないと思います。
しかし先生はコーヒーの知識や淹れ方等をきちんと学ばれている方々なので、そこにはリアリティがあり1週間であれ学ぶことが多かったです。日本とフィリピンのコーヒー文化の違いを始め、コーヒーに関する雑談も楽しかったです!
それ以外にも少し話を脱線して会話しましたけど、みなさん引き出しが豊富なので日常会話も楽しくさせていただきました。
▲CNE1ガーデンとCNE1ルゾン校舎
1週間留学をご検討の方に対してのアドバイスも含めお話聞かせてください。
慶佑さん: 私の場合は、1週間という限られた期間で何を学べるのかという所を考えてきましたので、1週間が長い、短いというよりも、1週間で自分の決めた目標を果たすことができたかどうかという考え方にしています。もちろん周りの方々と比べると1週間は短いです。
ただ個人的には、一週間で自分が得たいと思っていた知識・経験は全て吸収できたと思っているので満足しています。1ヶ月だらだらするくらいなら、1週間詰めて勉強する方が成長できます。1ヶ月でもきちんと目標設定ができていれば、密な時間を送れます。
結局はその限られた期間の中でどこに目標設定するかが大事だと思います。今までコーヒーの知識は様々な方法で学んではいましたが、その知識を英語でアウトプットできたというのは非常に学びの深い経験でした。
また、日常会話についても伝えたい事をなんとか表現して相手に理解してもらえる状態にもなれました。
最後に今回のCNE1の経験を今後どのように活かしていく予定でしょうか?
慶佑さん: 今回英語・バリスタ留学としてCNE1に来たことは、私の人生を変える初めの1歩です。その1歩を踏み出す事ができ、とても嬉しいです。
CNE1での経験を活かすためにも、日本に帰国したら先ずは外国人がよく集まるカフェで働こうと計画しています。ここで習ったことをそのまま活用できますからね。継続して勉強していこうと思います。
そしてメルボルンでバリスタとしてコーヒーをより深く学んでいきます!
みなさん慶佑さんの留学体験記いかがだったでしょうか?
オーストラリアのメルボルンでバリスタを目指す慶佑さんは1週間という短い期間ですが、留学の目標設定を明確に定めることによって、密度の高い留学期間とされました!
CNE1ではコーヒーの知識はもちろんのこと、海外でバリスタとして働く際に考えられるシチュエーションを網羅的に学ぶことができます。これまで日本語で学んだ知識を英語でアウトプットし、海外で働く実践的な英語学習をしてみませんか?
短期留学でも慶佑さんの様に成長著しい方はたくさんおられます(最後のスピーキンングテストで点数が大幅UPしていました)
バリスタコース、ワーホリコース等、海外への準備コースが充実しているCNE1で初めの一歩を後押しさせていただきます。
これからの慶佑さんのご活躍をCNE1一同応援しています。
この記事を読んでくださった皆さん、そしてCNE1フィリピン留学体験記にご協力いただいた慶佑さん、誠にありがとうございました。
Yuhei Kawamoto
CNE1インターン生
Kyosuke Kubo
CNE1職員
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