20代 男性
2014年8月~2014年9月(5週間)
日常会話マンツーマンコース 4時間
プレゼンテーション&ディスカッションクラス 2時間


ぼくは8月17日から9月19日までの5週間をこの学校で過ごしました。全体的に言えば、かなり充実した留学生活が送れました。以下、ケースごとにまとめていきたいと思います。

授業について

授業については言うことないくらい充実していました。マンツーマンを4時間、グループクラスのディスカッション、プレゼンテーションクラスを2時間とっていたのですが、両方に満足しています。マンツーマンクラスでは、先生との距離も近く、友達のように接してくれます。もちろん初めは外国人相手に1対1で話すのはすごい抵抗がありましたし、間違ったことを話したくないという典型的な日本人でした。しかし、時間が経つにつれ、その感情はなくなっていき、英語でも笑いをとろうと思いましたし、日本人と日本語で会話するような雰囲気になりました。

授業内容については、生徒のレベルにあわした授業を展開してくれます。スピーキングテストと言われるテストがあり、それによって僕たち生徒の英語のレベルが決まります。もちろんそれで低い点数であれば、それにあわした授業をしてくれますし、レベルがあがっていけばそれにあわした授業をしてくれます。ぼくは5週間しかいなかったですが、そのテストで約25点近く伸びました。(100点満点)

またディスカッションクラスでは5人で授業をし、それぞれの意見をシェアします。人間なので人それぞれの考え方があるのは周知の事実ですが、それをシェアし、時には自分の意見を英語で納得させたりディフェンスしたりなどのことがあり、それは英語力向上のひとつの要因だと今になって思います。また週1回プレゼンテーションがあり、人前で発表する方法やいかにして文章をうまく組み立て、納得してもらうかということが学べました。

それに派生して、ぼくは先生たちに日本語を教えるというプレゼンをしました。もちろん、負担にはなりましたが、それ以上に日本語を英語で教えるという難しさや、先生たちが納得してくれ、次の日からは簡単なあいさつなどを日本語でしてくれるのはすごい嬉しいことでした。これは、自分の中でも一番良いプレゼンでした。このようなすごくいい経験ができたのでこれはぜひともとってほしい授業です。

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生活全般について

宿泊施設や食事に関しては、やはり日本と違います。1週間は慣れるまでに苦労しました。たまに停電したり、食事はたまにおいしくないのが出てきたりはします。ただ、自分は英語を学びに来たという強い意志をもってそのあたりは諦めました。週末にはたまにおいしいご飯を食べにいったりすることができるので正直それで十分だと思います。またWI-FI環境はしっかり整備されているので、日本からの電子機器は十分に使えます。ただ生徒の数が多ければ、必然的にスピードは遅くなりますのでそこはあらかじめ理解しているほうがいいと思います。

友達関係に関しては言うことないです。同じ意思を持っている人が集まっていますし、同じ釜の飯を食べているだけあってすぐに仲良くなれます。ほとんどが日本人なので、違う県から来ているかたもいますし、違う年齢の人ももちろんいます。そういう人たちからいろんな話が聞くことができます。大学生の自分からするとかなりの刺激を受けました。僕が思うに一人でいる生徒はいなかったように感じます。いろんなグループができますが、それもすごく楽しかったです。加えて先生もすごくフレンドリーで先生と一緒にご飯を食べたり、出かけたり、フリー時間に会話をしたりなど友達として接する機会が非常に多いです。

授業終わりや週末に関しては、述べていた通り近くのショッピングモールへ出かけたり、マニラやバギオといった観光地へいきました。週末は授業がないので1泊2日で出かけたりできます。ぼくはマニラとバギオに行きました。観光地と呼ばれるくらいなのですごく楽しかったです。この学校はマニラまでバスで約4時間半、バギオまで約3時間と中心地からは離れていますが、平日は授業に集中でき、週末はしっかり出かけるといったメリハリをつけることができます。また1時間バスに乗れば、ターラックという都市にいくこともでき、おいしい中華や韓国料理も食べられます。人によっては予習復習をする人もいますし、20分くらいバスでいったところにあるショッピングモールで買い物をしたりする人がいます。週末の過ごし方は人それぞれです。

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治安について

この点はぼくが一番実際にきて変わった点です。フィリピンって正直かなり治安の悪いイメージがあると思います。しかし実際にきて変わりました。この学校は田舎にあります。田舎の良さは先ほども述べたように勉強に集中できるという点だけでなく、治安がいいという点もあげられます。子供にお金をたかられたりとかはなかったですし、特に危険な目にあったこともないです。バギオも大丈夫でした。またマニラも思った以上に大丈夫だったというのが正直なとこです。ただ油断は禁物なので気を付けてください。

まとめ

正直最初にここに来たときは、最悪と思いました。空港からはすごく遠い場所ですし、田舎ですし、虫にもかまれますし、停電やスコールもあります。

ただその印象は180度変わりました。ここを選んでよかったと心底思います。その一番の要因は先生、友達、スタッフです。帰るときには泣けるくらいの関係になりますし、今では帰りたくないとも思います。フィリピンに対してのイメージは、がらっと変わりましたし、また来たいと思える場所です。

留学を考えているみなさんへ。本当にいい場所です。冗談抜きです。一度来てみてください。でも来るときは味噌汁とムヒやウナクールを持ってきてください(笑)。日本食は恋しくなります。このぼくの体験記を読んで、少しでもみなさんの力になれば嬉しいですし、問い合わせしてみよう!と思っていただければ卒業生としてすごく光栄なことです。

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