日本出張中、久しぶりに家族と会って食事をしました。弟が、会社設立して来月で2期目を終えるのですが、売り上げが前年比2倍になり苦しいながらもなんとか黒字化できそうとの事で、来月から奥さんも会社に参加して事務の手伝いをするとの事。素晴しい!!

弟は、高校から専門学校までデザイン1本で、その後、シンガポール、オーストラリアなどに留学して、サラリーマン経験後、現在は小さな会社を創業して社長をしている。親から、高校は普通科に行き、専門学校ではなく、大学に行った方が良いと言われたけど、自分の信じる道を歩んだ。

僕自身も親のいう事を聞かずに、好き勝手に生きてきた。自分が、本当に行きたい道があれば、世間がどうであれ、貫く生き方もあっても良い。後悔のない人生を歩む為にも。でも、あとになって、両親が2人の息子をサポートしていてくれていたのに気づきました。

今回の日本出張で、愛媛県に行きました。実は、母側の出身地で、亡くなった祖母から、祖父の親は、宇和島藩の伊達家の家老の娘だったそうで、長男だった祖父は、大きな屋敷と山を持つ恵まれた家に生まれたのだが、すべての財産は、弟に譲り、大阪に家族を連れて渡り、まったくのゼロから商売を始めたとの事で、その後、とても苦労して、家族を養ったとの事を小さかった時、聞かされて、なぜか未だにそのストーリーが記憶に残っている。祖先は、さらに遡ると藤原鎌足の親戚だったとの事!

CNE1共同代表のガーリーのお父さんも、大変裕福な家庭に生まれたのですが、その生活を抜け出し、お金を持たず1人でマニラに行き、ヤシの実を取り、教科書の再販をしたりして、日銭を稼ぎ、昼食はタマゴ1つという生活をして苦学しながら奨学金を取り、ドイツに留学して、ドイツで医学の勉強を励み、フィリピン医学界の会長までなりました。

祖父もガーリーのお父さんも、恵まれた環境に生まれたのにそれを捨てて、自分の力で、ゼロから挑戦する勇気と行動力があった。自分の信じる道を歩んだ。僕達日本人は、生まれた時から恵まれていて、裕福な生活をしてきました。素晴しい国での生活が当たり前になって、感謝の気持ちも無くなってきています。日本という国を出て、他の国に住んでみて初めて、それが実感できます。

僕自身も気づけば、フィリピンで起業して、6年7ヵ月になりました。フィリピンにやってきた時は、大きなバックパックを抱えて、誰1人知り合いも友人もいなかった。あるのは、理想とする学校を創る情熱だけだった。僕も自然と自分の信じる道を歩んできたようです!

CNE1の元インターン生である大下さんが、愛媛県出身で、空港送迎から美味しいレストランまで紹介してくれて感謝です。彼女も9月から新たな人生がスタートします!!

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