30代 男性
2011年8月 (2週間)
日常会話マンツーマン4時間コース
発音&リスニング集中プログラム2時間
Twitter:http://twitter.com/okappan
サイト:http://www.iiyamaman.com/


TechWaveというIT関連のネットメディアの編集をしています。情報はシリコンバレーを始めとする西海岸から来ることが多く、仕事で海外の人との交流が増えてきたため、英語力の強化を必要としていました。社会人ですが仕事を辞めて来たのではなく、ネットさえつながればどこでも仕事が出来ること、勉強と仕事との両立を試すことも目的でした。

英語学習に熱心な人は周知の通り、いわゆるSkype英語の先生の大半はフィリピン人。Skype英語があるのなら、現地に学校もあるはずだと思い立ったのが6月末。交友関係を辿り、留学経験者で2011年8月に『フィリピン「超」格安英語留学』を上梓した太田英基さんにCNE1を教えてもらいました。

入学までの手続きは日本語で出来ます。留学するなら最初から英語で通すべきという意見もあるでしょうが、面倒な事務手続きが日本語で完結出来るというのは、とても助かりました。

学習について

朝8時から始まる計4時間の授業はマンツーマンです。1対1のため、全く気が抜けません。担当してくれたのは理解力に富んだ先生で、生徒が何を分かっていないかをすぐに把握し、より適切な表現、語彙、発音を指導してくれます。

「下手だけど、とにかく単語を言えば通じる」は半分正解で半分誤りだと分かりました。簡単な単語だけでも、自信を持ってそれなりに正しく発音出来ると通じます。逆に相手が聞き返す時は、ほとんど発音やイントネーションが悪い時です。発音が出来る単語は、たいていリスニングも正しく出来ています。そうすると相手の発言も大意が理解出来、的はずれな返答をしないで済みました。

また、マンツーマン以外に受けた発音・リスニングのクラスでは、目からウロコの経験をしました。私の発音を見聞きした先生から、口を動かし過ぎという指摘が。つまり発音時に、口と舌の動作は別であるべきということです。例えばLとRを続けて発音する際、口をいちいち上下に動かさず舌の動きだけで言い分けられるよう何度も練習させられました。これは、(私の世代では)中学1年生で最初に受ける英語の授業で教わりたかった点です。

先生について

先生は20代の女性が多く、先生と生徒という固い関係ではなく、友達みたいな感じです。授業中には必ずと言っていいほど恋愛の話や、生徒が女性の場合ガールズトークに発展します。
 
併設の宿舎に住み込む先生が多く、放課後も校庭で雑談が出来ます。フレンドリーな先生たちのお陰で、授業以外でも気軽に英語を使う機会が持てます。

熱心に働いている先生たちを見ていると、彼女たちより自分は価値のある生産(労働)をしているのかと自問してしまいます。そこをナイーブになっても仕方がないので、日本人として今生きていること(日本国籍や日本円を持っている)のアドバンテージが少しでもあるのだとすれば、まだ残っているうちにそれを利用することだと開き直りました。

通信環境について

上下2~3MBの無線LANが通っています。私は午後一まで授業を受け、そこからはひたすら仕事をしていました。私は主に編集や企画ですが、以前にはプログラマーの人も来て同様に仕事をしながら勉強していたそうです。時差も1時間遅いだけなので、日本のビジネスアワーの間に対応出来るのも魅力です。

まとめ ー アジアで学ぶこと、アジアから学ぶこと ー

欧米から学べが、これまでの日本でした。私もこれまで西洋の考えや技術を吸収し、英語も同様英米に「正解」があると思ってきました。言語学者や英米文学研究者になるのでなければ、世界の人とコミュニケーションするツールという程度に英語という言語を捉え直すことが出来ました。

一方、これまでアジアから「学ぶ」といえば、失われたノスタルジーの投影。「貧しいけれど、日本人が失った・・・がある」といったことでした。しかし今日では、より積極的な意味でアジアから学ぶことはありそうです。その鍵の一つは、もっと市場としてアジア諸国を見ること。我々にはまだまだアジア市場でやれる余地があると思います。

フィリピンでフィリピン人から教わるという経験によって、それを確信しました。

一から英語学習をやり直したい人にフィリピン留学はおすすめです。ノマドワークの観点から言うと、ネットワーク、つまり通信環境と人間関係さえ整えば、ある種の働き方をしている人は十分に仕事と両立可能です。

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