20代 女性
2012年8月~2012年10月(8週間)
日常会話マンツーマンコース4時間コース
プレゼン&ディスカッションクラス2時間


私は今年の夏~秋にかけて約2ヶ月間、CNE1へ2度目の留学をしました。

大変有り難いことに、前回同様またもや何物にも替え難い、素晴らしい体験をさせていただくことができました。少し大げさな表現になってしまいますが、ずっと迷い続けていた自分の人生に、29年目にしてようやく光を見出し、これからの人生をかけて達成したいと思える、確固たる夢を持つことができました。また、自身に課していたいくつかの目標を達成することができ、これから一生続いていくであろう英語学習にあたり、ステップアップを確実に図ることができたと留学後から約1ヶ月経ち、今改めてそう感じています。

前回の体験記では、留学を通じて得ることが出来た私の内面の変化に主にフォーカスしましたが、今回は具体的な私の学習プロセスについて纏めさせていただきました。CNE1の留学中・留学前後に、これまで自分のレベルに合わせて何をしたのか。まさに長距離走である英語学習に臨むにあたり、モチベーションをどのように維持したか、また、スランプに陥った時の対処法などのメンタル部分についても、お伝えできたらと思っています。

もちろん、まだまだ私自身、終りのない英語の旅がようやく始まったばかり、かつ、英語学習には、学習者の数だけ無数のやり方が存在すると思いますが、私が辿ってきた直近7ヶ月間に主にフォーカスし、この経験を共有させていただくことで、皆さんの英語学習へのヒントや参考に少しでもなれましたら幸いです。

長くなりますが、大きく分けて、私のバックグラウント、留学1回目、留学後の3ヶ月間、留学2回目の構成で述べていきます。

本格的に英語を再学習するまでの私

英語学習のバックグラウンド

まずはじめに、CNE1留学前までの人生で英語に触れた経験について。ごく普通に中学・高校と英語の授業を通じて学習開始。英語は好きな科目のひとつで、元々興味があった方と言えるかもしれません。高校と大学時代に、アメリカ・アイルランドへ各4週間ほどの短期留学を経験しました。ちなみに大学時代のTOEICスコアは630点前後をいったりきたり。短期留学後は765点。その後、社会人になってからの約6年間、英語を使う機会はおろか、触れる機会もほぼ皆無。当然ながら、短期留学で多少向上したと思われる英語力も、すぐに留学前状態へ戻る。

※以下、その当時の状態や英語力の変化をよりイメージしていただきやすいようTOEICスコアやレベルを記載していますが、こういったテスト関連はそれぞれ基準が異なりますので、あくまでご参考までとご了承いただけたらと思います。(私自身の見解としては、TOEIC=総合的な英語力を図れるか、でいうとリスニングとリーディングのみなので、間違いなくNOです。ただ、もちろん英語力があれば自然と得点は取れるはずで、それがひとつの目安となりうるという点では間違いなく意味はあると思います。これについて述べると長くなりますので、この辺で止めさせていただきます。)

CNE1への1回目留学前まで(2011年5月~2012年3月)

私は現在、主人の仕事の都合で、ベトナムに約2年間ほど住んでいます。英語やベトナム語など、日本語以外の言語を使う機会は日本に比べると断然多いです。なので、そういった意味では英語を学ぶにあたり、間違いなく恵まれた環境にいると思います。ただ、もちろん海外に住んでいるからといって自動的に英語力が上がるわけではありません。実際に、私自身、その環境を活かしきれずに1年が過ぎてしまいました。(前回の体験記にて詳細を記述しています)

英語学校への通学開始

ベトナムへ移住し、6年間のブランクを経て英語に再度触れ出したのが2011年5月。ただ、その当時は強い目的意識もなく、ただ学校に週数回通うのみ。復習をするわけでもなくその他の時間に自習もせずの、いわゆる”流し勉強”でしかありませんでした。また、当時ももちろんスピーキング力の向上を図りたいと思っていましたが、それに対する効果的な学習方法にはまだ出会っていませんでした。振り返ってみると、時間とお金が泡のように消えてなくなってしまったな、と。唯一の収穫は、大学受験時に勉強した文法・単語などをすっかり忘れてしまっている自分に気づけたことでしょうか。

2012年1月まで計3コース(General English)を受講しました。レベルは入学時がpre-intermediateで、この学校では卒業試験はあれど、1コースを終了するとほぼ自動的に次のレベルになるので、最終的にはhigh-intermediateに。ただ、ご想像していただける通り、その実力は全くありませんでした。自己紹介などの基礎的な表現は、ジェスチャーを駆使してある程度はできるようになっていたものの、まさに典型的な日本人で、読み書きはそこそこ出来るが、スピーキングになると語順は混乱、単語もなかなか出てこない。リスニングも教材のテープに関しては、ついていくのがやっとのこと。日本語から英語に訳そうとする思考からなかなか抜け出せずにいました。「どうして全く言葉が出てこないのか。この各能力の乖離はどうすれば埋められるのか?」この期間は、ただ悶々としていたのを今でも覚えています。

家庭教師

学校への通学とほぼ同時並行で、約3ヶ月間、家庭教師を週に2度ほどお願いしていました。しかし、上記同様、復習をするわけでもなく、話せない自分にただ落ち込みながら、それに対して特別何をするわけでもなく日々を過ごしていました。

そんな中、CNE1の存在を偶然にも知り、スピーキングに特化したプログラムを提供しているとのことで、留学を即決意。CNE1への留学を決めた直後から、オンラインレッスンの「RareJob」を開始。ただ、当時はまだ勉強に対して真剣ではなかったので、数回のレッスンのみ試しに受けただけでした。ちなみに、当時のリスニング力についてですが、英語のニュース番組を見てみようと数回トライをしましたが、単語の区切りが全く分からず、ただひと繋がりで「うにょうにょ~」となんかいっているなあ、というレベルでした。字幕なしでの映画では、理解度は20~30%程度だったと思います。

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CNE1への1回目の留学(2012年4月~5月)

入学時:intermediate / TOEIC645点 → 卒業時:high-intermediate

1ヶ月間と短い留学期間だったため、毎日が刺激的でした。モチベーションも、レッスンの度に新しい単語や表現を知ることができ、日に日に上がっていきました。もちろん、思うように言葉がでてこない自分に苛立ちを覚えたことは多々…。特に、1週間~2週間は、まだ日本語から英語へ訳そうとする思考からはなかなか抜け出せず。しかし、3週目から徐々に自分の変化を感じ、最終週の4週目には、日本語から英語へ訳する脳からほぼ抜け出すことができました。そして結果として、目標を達成することができました。

基本的な学習スタイル

既存の知識の呼び起こし

留学までの数ヶ月、少なからず英語には触れていたので、基礎的な文法・単語に関しては最低限、頭に入っていました。授業を通じて、単語や熟語・基本的な文法の記憶をさらに呼び起す。当時を振り返ると、留学前の準備をもっとしっかりやっておけば、さらに効果的にCNE1でのアウトプット、スピーキング中心のレッスンを生かすことができたのではと思います。

単語・表現の習得と復習の仕方

授業中に出会った新しい表現・自分の中でまだ使い方が不安定な単語などを、ひたすらノートにメモ。1コマ(2時間)で平均して5~6ページほど消費。この時はレコーダーは使っていませんでした。レコーダーに頼ってしまい、授業中の集中力を削いでしまう可能性があると当時は思ったからです。

一日の全ての授業が終わった後に、汚い走り書きのノートを、復習をかね綺麗にもう一度まとめ直す。その時に効果的だと思ったのは、その単語や表現を先生や他の生徒さん(プレゼンテーション・ディスカッションクラスをとっていたので、数名のクラスメイトがいました)がどんな状況で使っていたのかを思い出しながら、想像しながら書き直すこと。それにプラスして、時間がある時は、自分の立場に置き換え、自分ならいつこの表現を使うか、その状況を想像して(いわゆる例文です)それも書き足していました。そして、それらを次回以降の授業や休み時間などに、出来る限り実際に使うように心掛けました。

やはり、インプットしたものを、実際に口に出して使わない限り、本当の意味で身に付けたことにはならないと思います。ノートを纏める段階で満足するのではなく、その次のステップまでいって、初めて完了。もちろん、一度使ったからといって完了ではなく、自分の中でそれがしっくりくるまで、何十回も実際に使用することが大事だと思います。何回、実際の会話の中で、正しくその語を使用できたかが勝負。ちなみに復習をする際に、これら単語・表現をきちんと声に出すことを意識して行っていました。

当時のスピーキング力について

頭の構造でいうと、例えばプレゼンテーションをするときには、事前に用意した原稿を丸々暗記しなくてはいけない状態。簡単な意思疎通は即時に比較的スムーズに出来ていたと思いますが、もう一歩踏み込んだ段階の、ある程度纏まって意見を言うという場合には、正直なところ、まだまだ自然にぽんぽんと文を組み立てられていたとは言えませんでした。三単元の”s”の付け忘れ・付け足しや時制の混乱、それらに自分で気づかないことも。

ただ、練習の段階で、原稿を口に出して、暗記するほどまで暗誦するというのはとても大事なことだと思います。なぜなら一度纏まった文章を覚えてしまえば、それと似た状況に遭遇した際に、その表現が自然と口から出てくるという現象が起こるからです。また、口が音の並びに慣れてくるというのでしょうか。頭では正しい文法が分かっているのに、いざ話すとなると口がその通りに動かない…という不思議な、自分を恨みたくなるこの問題を乗り越えるのに大変役立ったと思います。この「音読」は最重要視していたもののひとつなので、これについては次章でもう少し詳細を述べます。

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留学一回目の後(5月~8月)

留学からベトナムへ帰国後、すぐにCNE1への再留学を決意。理由としては、毎日英語漬けの環境に身を置き、勉強以外のことに神経を使わず(CNE1では掃除・洗濯・食事は全てスタッフの方が行います)集中できるという状態が、英語力を伸ばすにあたり一番効果的だと1回目の留学で確信したからです。

3ヶ月間、何がモチベーションとなったのか?

より深いコミュニケーションへの欲求

なぜ、その他の学校ではなく、CNE1を再び選択したのか?答えはシンプルです。ただ単純に、CNE1の先生方とまた会いたかったから。色々な話をもっときちんとしたかったから。実は、1回目の留学時には自分の中で、罪悪感を少なからず感じていました。なぜなら、自分の語彙力に始まるスキルのなさがゆえに、先生からの質問に対し、自分の考えや思いを正確に伝えることが出来ないことが多かったからです。その場合、少なからず、多少の嘘や妥協が含まれるわけで、私には何よりもそれが悔しく、耐え難いものでした。意図していなかったとしても、「出来る限り自分にも他人にも正直でいたい」という自分の思いに反することをしているのは事実としてあり、それに対し気持ち悪さを感じていました。

なので、2回目の留学までに、必ず自分の力を向上させ、日本人の友達とするようなもっと深い話が出来るように自身を高めることを心に決めました。それは、英語力だけでなく、物事への考え方や意見について自分自身とより真剣に向き合うことも意味します。というのも、”コミュニケーション”ということを考えた時に、自分を相手に対して表現できない・オープンに伝えられなかったとしたら、その相手が自分に対し真に心を開いて話してくれることはなかなかないと思うからです。なので、私は他者とのコミュニケーションにおいて、「自分自身のことを表現する力」も「人の話を聞く力」同様に、重要だと信じています。

このように、より深いコミュニケーションをしたいという欲求が、2回目の留学までの3ヶ月間、自分のモチベーションとなりました。私を一番に突き動かしたのは、シンプルに、先生方のことをもっともっと知りたい、自分のことももっと知って欲しいという思いだけです。

留学経験を絶対無駄にしたくないという気持ち

また、上記に加えて、私には一種の恐怖感というか強迫観念がありました。すでに述べたとおり、私は学生時代の2度の短期留学後、継続して勉強をしなかったために、せっかくの経験を無駄にしてしまいました。短期留学では、一時的にレベルアップが図れたとしても、継続しなければ戻りも早いと痛いほどに分かっていました。まだ色々なスキルが不安定な中級レベルの場合は特にそうなので、3度目の正直、今回こそは絶対に留学で得た力を無駄にしてはいけない、これを弾みにしなくてはという強い気持ちも、私を継続した勉強へと駆り立てました。

3ヶ月間、具体的に何をしたのか?

CNE1で受けたレッスンの総復習以外に何をしたのかを纏めました。(ちなみに正直なところ、総復習を最重要項目に入れていたものの、悔しいことに当時は全ての復習はできませんでした。2回目を終えた今回は、早いうちに全ての復習を終わらせ、学んだことを真に吸収したいと思っています。)

下記をご覧いただけるとお分かりいただけると思うのですが、特別な事をしたわけではなく、日常の中で出来うる限りのことを、ただひたすら毎日継続して行った。これのみです。徹底的に英語漬けの状態に身を置く覚悟をし、自分が出来ることを日々実行しました。結果として、2回目の留学までにスキルの向上を図ることができました。
(TOEIC:645点(4月) → 905点(7月) / 1回目卒業時:high-intermediate → 2回目留学入学時:pre-advance)

以下、各項目ごとの詳細とコメントです。

英語のニュースを毎日見る・聴く

朝起きて、まず一番にテレビをつけ英語のニュースを耳にいれる。私の場合は、主に「Channel NewsAsia」というアジアにフォーカスした番組を見ていました。家にいる間はほぼずっとつけっぱなし。ちなみに、留学前には分からなかった単語の区切りが留学後には聞き取ることができ、この時に自分のリスニング力の向上を実感することができました。個人的には、ニュースはリスニングの練習に最適だと思います。なぜなら、アナウンサーの話すスピード・発音・文章の区切り方など、映画やドラマの台詞に比べてかなりクリアで分かりやすいからです。

その他、Googleニュースなどでタイトルを見て興味が沸いた記事を読む。ニュースで新たに知った言葉や業界のことなどはWikipediaなどを使って調べ、知識の幅を拡げつつ、ボキャブラリーを増やしていきました。

英語の映画やTVドラマを見る

先生や友達から薦めてもらった映画やアメリカのTVドラマシリーズを、時間があれば見ていました。もちろん興味が沸いたものを見るのがいいと思うのですが、実用性を考えると一番お勧めなのは「glee」や「gossip girl」などの通常のシチュエーションでの会話が多いもの。アクションなどを含む映画などでももちろんいいと思うのですが、その場合、特別な状況である場合も多いので、使用されている表現を盗む・真似するという点においては、断然上記に挙げたものの方が、実用性のある表現・単語をより多く習得できるかと思います。

理想的には、同じ作品を3回見る。1.字幕なし、2.字幕あり、3.最後にもう一度字幕なし。また、字幕付きの時には、いわゆるシャドーイングというのでしょうか、一緒に続けて声に出して読むということもやっていました。2回目までの留学の間は正直、1・2の段階までしか進められないことが多かったのですが、それでもリスニング力とスピーキング力の強化・ボキャブラリー構築にとても役立ちました。何よりも楽しんで学べるのがいい点です。その他エンターテイメント関連では、単純に好きな音楽を聴き、歌詞を見ながら一緒に歌い、ボキャブラリーの獲得とともに発音の仕方やリエゾンの仕方を学びました。

英語のプレゼンテーション(TED)の活用

TEDはプレゼンテーションの仕方・新しい知識を学べるなど、得られるものはとても多かったです。字幕をつけて見ることもできますが、私の場合は映画の時と同様、最初は字幕なし、2回目に字幕付きで。3~5分程の長さのものを好んでよく見ていました。また、プレゼンテーターの話の進め方や声のトーン・強弱の付け方やジェスチャーなどにも注目して、真似できるものはないかをチェックしていました。

あらゆるものに関してメイン言語を英語に変更

普段からよく使うネットサービスの表記方法やiPhoneなどのデバイス自体の設定を、日本語から英語へ変更しました。些細なことですが、ここからもたくさんの新しい単語や表現を学べました(”discard” “snippet”など)。Facebookに関しては、1回目の留学時から英語で投稿・コメントをすることに決め、それに加えて留学後には、これまで日本語でつけていたスケジュール帳や日々感じたことなどを書き留めるノートへの書き込みも、全て英語に変更。身近なところから英語漬けの環境にしていくのは、手頃でかつすぐ実行できるのでとてもいいと思います。

これは、ライティング力の向上に繋がっただけでなく、書く作業を通じて、頭の中で文を組み立てるという練習にもなり、結果としてスピーキング力の向上にも繋がったと感じています。さらには、自分が書く側になるという体験を通じて、リーディングの際にこれまでとは違った視点から文章を観察できるようになり、文の組み立て方や冠詞・前置詞の使われ方についてより注目するようになりました。例えば、”a” と“ the”の区別、どんなときに名詞を単数形・複数形にするのかなど、自分が苦手であるそれらについての感覚を学んでいくことが出来ました。

テキストの音読と発音について

CNE1のレッスンで使用していたテキストをほぼ毎日音読していました。いろいろな方がおっしゃっていますが、音読は本当に大事だと思います。経験上、少しでも音読をサボると、あっという間に口が回らなくなり発音にも影響がでます。英語は日本語に比べて、舌も使いますし、口や顔の筋肉もフルで使います。なので、まさにアスリートのように毎日トレーニングが必要だと考え、特に重要視して行っていました。幸いにも、私はもともと音読が好きだったので、勉強に疲れたときには気晴らしに音読をしていました。

また、音読に関連した話として、私は正しい発音を意識して行うことはとても大事だと思っています。というのも、自分が正しく発音できないものは、何よりもまず、聞き取ることが出来ないからです。例えば、私自身、苦手なのがリエゾンなのですが、CNE1でのレッスン中、先生方の言っていることが聞き取れなかった多くの場合がこのリエゾンしている時。実際に、自分でそれらの発音を正しくすることが出来ておらず、そのため聞き取ることが出来ませんでした。個人的な今後の課題はこのリエゾンだと思っています。発音は、一度癖がついてしまうとなかなか直すのが難しいので、初期の段階から出来る限り意識し、正しい発音をすることを心掛けています。

英語で独り言・頭の中で常に英語を話す

もしかしたら、この期間を含め、一番自分の英語力を伸ばしたのはこれといっても過言ではないかもしれません。日本語で考えることを極力避け、主人や日本人の方と一緒の時以外は、常に英語で考えることを徹底していました。

自宅では誰の目も気にする必要がないので、声に出して自分のしている動作や思ったこと・感情を口に出していました。そうすることで、自分が言いたいことが何であるかを再認識することができ、より現実的な、個人的に実用性のある表現・単語を学ぶきっかけを得ることができます。その都度、「この場合は何というのだろうか?」と調べることで、自然とボキャブラリーの幅が広がっていきます。時には1人2役を演じ、時には乱太郎(ペットのうさぎです)に話しかけ、寂しいながらも独り想像の会話を楽しんでいました。会話を想定したイメージトレーニングはとても有効的だと思います。また、道を歩いている時・カフェにいる時なども、常に自分が行っている行動に対し、頭の中でセンテンスを考える。たとえば、「私は今、スーパーに向かって歩いている。」「目の前に髭を生やしたおじさんが座っている。」など。徐々に文章を長くしたり、少し複雑な文を意識して組み立てるようにしていました。

ちなみに上記を実践することは、冠詞・前置詞の使い方のいい練習にもなります。なぜこのときにこれを使うのかという理由を考えるようになり、理解が深まる気がします。

TOEIC対策による語彙力の強化

過去問題集を試験前に6回分解く。TOEIC対策としての勉強を通じ、語彙力の強化を図れました。日々、移動する際には、ダウンロードしたアプリで必ず単語テストをし、2~3個くらいのアプリで何度も繰り返しやっていました。TOEIC対策をした約1ヶ月間は毎日チェック。テストの特性上、ビジネスよりの単語が多いですが、もちろんそれ以外の表現も多数学ぶことができました。ここで得たボキャブラリーは、仕事を始めた際に、特に活かせるのではと感じます。

また、1回目の留学後、自分のリスニング力の向上を感じたもののひとつとして、TOEICのリスニングパートを以前より断然聞けるようになっていた点が挙げられます。結果として、CNE1入学時に645点だったスコアが、7月に受けた際には905点まで伸びました。

英語で会話ができる友達を作る

私は現在ベトナムに住んでいるので、日本にいるよりもこういった友達に出会うことは比較的簡単でした。特に、私は英語学校へも通っていたため、そのときのクラスメイトとたまにご飯にいったりお茶をしたりという機会を通じ、スピーキングの練習をしていました。特に、自分よりもスキルの高い友達の存在はとても大きく、色々な表現を学ぶのと同時に、彼らを目標とすることで自分を鼓舞していました。

オンライン英会話レッスン

現在、多数のオンラインレッスンサービスがあると思うのですが、私は留学後すぐに2つのサービスを利用し、毎日50分(2レッスン)×2=約2時間のレッスンを受けていました。ネット回線が突然切れてしまったり、音声が途切れてしまったりとストレスも感じますが、比較的リーズナブルな価格で毎日マンツーマンレッスンが受けれるというのはとても魅力的です。

私の場合は、ほぼ毎レッスン英語の記事を読み、その後先生の質問に沿って意見を述べるということをやっていました。ここで得たものは、時事ニュースや様々な分野の出来事など知識の幅を拡げること、記事に出てきた新しい単語・表現の習得、文章の要点を掴む力、そして自分の考え方・意見を知る機会です。

また、1レッスン25分という短い時間の中で記事を読み、意見を述べるという練習を通じ、リーディングの速度が格段に上がったという実感がありました。実際に、TOEICのリーディングパートの速度アップを図ることができ、結果として、以前は一度も時間内に終わらなかったリーディングパートを、10分程余裕をもって終えることが出来ました。

英語学校への通学と家庭教師

3ヶ月の間に、General Englishを学ぶコース(週5日、約2時間半)とIELTSテスト対策のコース(週5日、約3時間)の2コースに通いました。どちらもグループレッスンだったのでクラスメイトは10名前後。自分が話す時間はとても少なかったです。General Englishのコースでは、テキストに沿った授業。文法がメインだったので、ここでは文法の再復習を目的に通学。IELTSコースでは、スピーキング・ライティング・リスニング・リーディングと4つの分野にそれぞれに焦点を当てていたので、総合的にスキルを向上させることを目的に通学。しかし、難易度はかなり高く、10数名いた生徒の中でもやはりスピーキング力の弱さを再度痛感。流暢に話すことができるクラスメイトに刺激され、彼らを自分の目標とすることで自分を鼓舞していました。ここで得られたのは、難易度の高いボキャブラリーの習得とライティングのスキルです。

また、ベトナム人の英語の先生から週2回、プライベートレッスンを受けていました。pre-intermediateレベルの教科書を使っていたので、再度、基本的な文法や単語の復習をすることが出来ました。また、学校でのグループレッスンと異なり生徒さんは私ともう1人だけだったので、スピーキングの練習の場として活用していました。

以上です。

平均的な日々の学習時間でいうと、最低8時間、多い時は12~14時間。もちろん時には1日2時間ほどの時もありましたが、3ヶ月間の間にトータルで約800時間ほど英語学習に費やしました。1日2時間の勉強を365日して730時間となりますので、私の場合はかなり短期間に凝縮した形となります。これは、私が自分の時間を十分に持てる自由な立場にいるからこそ、上記に挙げたことを短い期間で出来た・出来ることだと思うので、現実面からは少しかけ離れているかもしれません。

ただ、「英語で独り言・頭の中で常に英語を話す」や「あらゆるものに関してメイン言語を英語に変更」することなどは、時間を費やすというよりは、それに関係なく実行できるものだと思います。また、1日のうちに必ず、ある程度まとまった時間を作り、毎日勉強を継続して続ける癖をつけることは、とても大切かつより効果的であるのは間違いない、という事実はあるかと思います。

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CNE1への2回目の留学(2012年8月~10月)

入学時:pre-advance → 卒業時:high-advance

ここでは、2回目の留学時に意識して行ったこと、毎回のレッスン中に大量に遭遇する新しい語彙をいかに処理するかやモチベーションのコントロールについて述べます。

基本的な学習スタイル

文法の確認について

今回は、1回目の反省を活かし、留学前3ヶ月間の中である程度文法には自信がある状態にもっていきました。ただ、やはりまだまだ不安定な部分もあったので「総合英語Forest」という有名な文法書を持参し、混乱した時にはそれを見直し、もう一度確認しました。人にもよると思いますが、個人的に、文法はすでに知識がある場合は、レッスンで英語で学ぶよりも日本語でぱぱっと確認してしまう方が早いと考えています。

レッスン中・レッスン後に行ったこと

基本的には1回目の留学時と同様で、レッスン中に出会った知らない表現・単語をひたすらノートにメモ。それを復習をかねて纏め、翌日以降にそれらを使うことを意識して行っていました。出てきた語彙に関しては、同意語・反対語なども併せてチェック。また、この復習時には自分で自分に授業をしているかのように独り言をいう。今回は前半4週間ほどはレコーダーを使い、授業を録音。先生が使った単語・表現を取りこぼさぬように何回も録音したものを聴き、また、先生のパートを真似して、それを追うように声に出していました。ただ、これらを毎レッスン行うと莫大な時間がかかってしまったため、後半からは前回同様、授業中でキャッチアップ出来るものや使用頻度が高そうなものをピックアップする方向へシフト。このときに、いわゆる”選択と集中”の大事さも学びました。

その他実践していたことは、授業中に先生からの質問に対しうまく答えられなかったものに関して、重点的に復習。ただ単純に、うまく英語で答えられなかった場合、英語スキルが問題ではなくそれに対する考え自体が頭になかった場合など、様々なパタンがあると思いますが、これらの質問に対して、そのとき自分が言いたかったことをきちんと明確にし、声に出す。複雑な文や複数センテンスになる時には、それをノートに書き出し頭を整理する。そして、これらを先生にチェックしていただく。これはとても重要かつ効果的だと思いました。

具体的な授業内容について

私の場合は、全ての授業で教科書を中心としたレッスンを行っていました。各章ごとのトピックに基づいた文章を読み、それを元に先生からたくさんの質問を浴びる、といういわゆる普通のスタイルです。マンツーマンレッスンのいいところは、自分仕様に授業をカスタマイズできるところにあると思うのですが、私は時には前半50分間に教科書を進め、後半50分にはアクティビティを先生に考えていただき、または自分で考えたものをリクエストしたりしていました。

その中でもとてもいいなと思ったのは、先生にいくつかトピックを書いた紙を用意していただき、それをランダムに引き当て、選んだトピックに基づき、決められた一定時間(約3分~5分ほど)スピーチをするというアクティビティ。英語以外にも、自分の考えを瞬時に纏める能力や色々な視点から物事を見ることの重要性や面白さを学ぶことができました。また、音楽を聴いたり映像をみて、そこからストーリを自由に組み立てるというアクティビティでは、自分の想像力・創造力を広げるいい練習にもなり、とても楽しかったです。

これらのレッスンを通じて、以前に比べ、即時に文を組み立てることがスムーズに出来るようになり、例えばプレゼンテーションや数分間スピーチをする場面では、原稿に頼り切りであった1回目留学時のような不安定な状態から一歩抜け出すことができました。2回目の留学中に、自身でスキルの向上を実感できることは少なかったのですが、こういった場面で自分のスピーキング力の向上を感じることができました。

Graduation Ceremonyの活用

CNE1では、毎週金曜日に卒業式が行われるのですが、その際、生徒さんそれぞれに卒業証書が読み上げられます。私は自身のリスニング力の向上を確かめるために、毎回そのコメント(評価)に耳を傾けていました。使用される単語・表現は、難易度の高いものも多いので、分からなかったものや気に入った使えそうな単語に関してはその場で携帯にメモをとり、後にそれを見直ししていました。また、生徒さん一人一人の卒業スピーチからも、毎回色々な表現を学ぶことができました。卒業式は、感動・エンターテイメントの場でもありますが、同時にリスニングの練習・ボキャブラリーを増やすことのできる絶好の場でもあると思います。

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グループレッスンとクラブ活動への参加

グループレッスンは、個人のスピーキングの絶対量が減ってしまうため、倦厭しがちかもしれませんが、私にとっては絶好の練習の場となっていました。他の生徒さんが話している時に、その人とシンクロし、自分の頭の中で文を一緒に組み立てる。先生のスピードですとついていくのは難しいですが、それに比べ、人にもよりますが自分も含め、比較的話すスピードはゆっくりなので、例えば三単元の”s”の付け忘れや時制の間違いなどがあった場合は、即時に頭の中で直す。他によい適切な言い回しはないかを考える。不思議なことに、自分が話している時は間違えてしまうものも、一歩引いた客観的な視点で聞くと、何故かそれを認識することができます。なので、この場も活用して、文の組み立ての練習を頭の中で行っていました。それと同時に、皆さんから様々な表現を学ぶことができるという点も大きな利点かと思われます。

また、私はグループレッスン以外にもクラブ活動を通じて、他人のスピーチを聞くことができる場に参加し、活用しました。中でもToastmaster’s Clubでは、先生方のスピーチを聞けるチャンスがあったので、そこから多くの自然な表現を学ぶことができました。CNE1の魅力のひとつとして、こういったクラブ活動が挙げられると思います。

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ボキャブラリーの構築方法

「日々出会う大量の新しい語彙をどう覚えていくか」というのは英語学習にあたり、ひとつ共通の課題となっていると思います。方法は人それぞれだと思うのですが、私が実際に行った・行っている効果的だと思う方法が下記です。私はこのような方法で、単純作業であると思われるボキャブラリー獲得を楽しく行うことができています。もちろん皆さんそれぞれにフィットした楽しい覚え方・関連のつけ方などがあるかと思いますが、ご参考までに共有させていただきます。

単語にイメージを持たせる

単語のアルファベットの文字列を目にした場合、何かしらのイメージが沸いてきます。たとえば、「色」。固い印象を持つ意味の単語は、私には決してピンクや黄色ではありません。単純に暗い色として、自分の中でカテゴライズしていきます。もしくは意味自体を考えるのではなく、文字列の美しさやその塊の形から想像できる色でカテゴライズ。色以外のやり方としては、その単語の意味自体にフォーカスし、やさしい、柔らかい、強いなどといったものにざっくりと分けて頭の引き出しにしまう。いわゆるビジュアライズするという方法というのでしょうか。

その他のものと関連性を持たせる

たとえば、「人」。自分にとって新しい単語を発したその”ひと”に注目し、その単語をその人に結びつける。「あの人があの時これを、こんな顔やあんな声で言っていたな」と、使うときに思い出す。また、ある程度日数が経つと、先生方によりその人なりの癖みたいなものがあるのを発見できます。もちろんそのときの状況や文脈にもよりますが 、例えば、ある先生が良く使う、”I guess”という言い回しはこの先生は全く使わないな、など。日本語と同様で、何かしらの特徴は必ずあると思います。なので、そこに注目し、その人に関連付けて覚えていきます。

お気に入りの単語を発見する

これは、最初に述べた単語にイメージを持たせる方法と共通してくると思うのですが、様々な単語に出会うときに、単純に自分がこれかっこいいなと感じたり、思わず発音したくなる単語があります。私にとっては”spectacular” “deconstruction” などは思わず発音したくなる単語。”triumph”は意味もさることながら、なんと全体としての形もかっこいい。”impeccable”は発音も意味も文字列も、まさに”申し分なし”。また、単純に、常に心に留めておきたいモットーとしての単語として”willingness””compassion””tenderness””transparent””embrace”などがあります。

このように、自分を基準としたフィルターを通すことで、よりその単語が浸透しやすくなります。

使用していた辞書について

今現在もメインに使用しているのは、「ウィズダム英和・和英辞書」のアプリ。その他に、先生から教えていただいた「Merriam-Webster」「Cambridge Advanced Learner’s」、この3つのアプリorサイトを使用。「Merriam-Webster」は、同意語・反対語を調べるときに大変役立っています。今感じるのは、やはり多くの方が推奨されているように、英英辞書の方が、定義を英語で理解することでその単語の感覚を知ることができ、より適切にその単語を使用できるようになるのではと感じています。さらには、新しいボキャブラリー獲得のきっかけにもなるとも思うので、今後は現在の比重を逆転させ、英英をメインに使用していこうかと思っています。

モチベーションのコントロールについて

2回目の留学時に立ちはだかった大きな問題は、自身のモチベーションのコントロールでした。正直なところ、留学中初めて「帰りたい、逃げ出したい」と思ったことがありました。前半の3~4週間、自分の学習方法の確立や時間のマネージメントがうまく出来ておらず、有効的にレッスンや自由時間を使えていないのでは、と不安をとても感じていました。もちろんそんな状態で、自分のスキルの向上を感じるのはとても難しく、「もう半分近くの期間を費やしてしまった!」という焦りも。さらには勉強以外にも個人的な問題が発生したり…と、あまりにその状態にストレスを感じていた結果、ある夜になんと、人生初の「体外離脱」を体験することに…。

今となってはいい思い出ですが、その当時は本当に精神的に辛い時期でした。諦めモードに入ってしまい、モチベーションは駄々下がり。初めて「もうこれ以上、新しい知識を吸収したくない。新しい単語はもう無理、爆発してしまう…」という状態に。自分でも驚きの展開でした。しかし、そんな中、2つの大きな出来事があり、スランプから抜け出すことが出来ました。

環境を変え、マニラ・マカティへ遊びに行く

当初、主人がCNE1へ夏季休暇を利用し遊びに来る予定だったのですが、主人の予定的にターラックまでの道のりは長く厳しいということ・私自身この状態で学校にて会うのは正直辛いという結論で、週末を利用しマニラ・マカティ市にて会うことになりました。これが予想外に、いい方向に働きました。学校にほぼ篭っていた私は、それまで特に週末に遠出はしていませんでした。なので、この時期に、全く異なる場所に自分を連れて行くことは、思った以上に良い気分転換になりました。結果、思い切って翌日の月曜日は、全てのレッスンをお休みにしました。その間、久しぶりに主人とゆっくり乱太郎について話したり、自分の今の壁について話を聞いてもらうことで、リラックスし、ざわざわした心を落ち着かせることができました。

留学中のモチベーションの浮き沈みは、誰もに起こりうることだと思います。他の方もおっしゃっていますが、そんな煮詰まってしまったときは焦らずに、単純ですが環境を変えてみることが一番だと、私も自身の経験から感じました。そして、誰かに話を聞いてもらうこと。今回、主人だけでなく、先生方や当時インターンの田村真紀さんにも自分の話を聞いていただき、ただそれだけで辛い状態から救われました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

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仲間からの励まし・メッセージ

また、その時期に、私より先に卒業した同時期に滞在されていた生徒さんから、手紙やメールをいただき、そのメッセージが私を再び奮い立たせてくれました。内面、モチベーションが駄々下がりの格好悪い状態であったにも関わらず、私から刺激を受けたというようなメッセージを思いがけずいただき、大変驚いたのと同時に恐縮、そして嬉しさに涙が出ました。そのときに、もう一度気を取り直して頑張ろう、と再び決意することが出来ました。

ここでも、ひとりではない、様々な人々に支えられている自分に改めて気付くことが出来ました。ここでの素晴らしい出会いに、ただただ感謝しかありません。何故かCNE1で出会う方々は、魅力的で、ある意味個性的な方が多いと思います。かつ、英語力を向上させたいという共通の思いを持った同士なので、時には励まし合い、時には学習方法の情報交換をしたりと、いい方向に刺激をし合える大切な存在です。こういった仲間の存在は、長い英語の旅を続けていくにあたりとても大きいと思います。

このように、留学先でたくさんの素晴らしい方々・仲間と出会うことができるのも、海外留学で得ることの出来る大きなかけがえのないもののひとつだと感じています。

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最後に…これからについて

私の目標は、近い将来にベトナムで仕事に就き、実践で英語を使っていく場を見つけることです。それと同時に、これまで同様、毎日英語に触れる環境を自分で作り、英語力の向上に努めたいです。

具体的には、自分の現状のスキルを客観的に知るため、またマイルストーンとして、英語関連のテストは定期的に受け続けていきたいと思っています。TOEICは来年早々には一度区切りをつけ、来年度はIELTSにチャレンジすることが目標のひとつです。そして、政治や経済・宗教といったこれまで知識が乏しかった分野にも積極的に目を向け、自分の知識の幅を拡げること。日本の文化・制度などについてもっともっと深く追求していくこと。いくら英語を話すことが出来るようになったとしても、中身がなければ意味がありません。現在の自分の課題はここにあるので、英語を学ぶ過程で、より多くの物事・人々との出会いを楽しみながら、 今回の留学を通じて確信することができた自分の夢である「英語のプロフェッショナルになること」へ向かい、日々精進していきたいと思います。ここまで紆余曲折な人生でしたが、ようやく地に足を着けることが出来ました。本当に、言葉には出来ない嬉しさと感謝の気持ちでいっぱいです。

また、学習の過程や行為自体に、たとえそれが些細なものだったとしても、いかに多くの”好き”をその中に見つけるor創り出す、そして楽しむか。英語学習においては、これが重要だと改めて実感しています。まさに、“Love comes around while doing things you like” (好きこそものの上手なれ)です。

大変長くなりましたが、最後に…CNE1に関わる全ての方々に、改めて心より感謝申し上げます。

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