20代 男性
2011年1月~3月(8週間)
日常会話マンツーマン4時間コース
トラベルマンツーマン2時間
◇ Twitter:https://twitter.com/takumi04092008


今私は学校の敷地内でフィリピンでの生活を振り返っています。思えば色々ありました。楽しいこと悲しいこと、嬉しいこと辛いこと。それら全てを引っくるめて、ここフィリピンに来て良かったと自信を持って言えます。
以下に思い出に残っているエピソードを綴ります。

初めての小旅行

入学した翌週末、バスで片道3時間のとこにある街に行きました。その帰路で困ったことが…。どのバスで帰ればいいのかわかりません。誰かに尋ねるにしても、どう聞けばいいのかが当時はわかりませんでした。とにかく手当たり次第に声を掛けて助けを請いました。
すると、辺りにいた人が集まってきました。結果、その人達に助けられてバスを見つけることができ、ついでに行き先も手配してもらいました。
ちなみに、その人達は事が終わると何事もなかったかのように去っていきました。

ある先生の件

私はいい歳をして人見知りです。日本でもここでも割と独りで過ごすことが多く、先生方には大勢人がいる場所は苦手だと説明していました。それでも事あるごとに声を掛けてくれるのは、フィリピン人ならではの気質なのでしょう。
そんなある日いつもの如く独りでいた所、ある先生から声を掛けられました。
「何故あなたはいつも独りでいるの?」と聞かれたので「独りでいるのが好きだから」と応えました。その途端に何故か先生に泣かれてしまいました。驚いたので理由を尋ねると、ずっと心配してくれていたそうです。
泣かれるとは思って無かったので困りました。それと同時に、そこまで自分のことを心配してくれていたのかと思い、不謹慎ですが嬉しくもなりました。

教訓

楽しいことばかりではありません。嫌な事もありました。結論から言うと、部屋の棚に入れていた持ち金を盗まれました。ただ、学校側に落ち度はありません。人災なので、人がいる限りこういった犯罪が無くなることはないと思っています。むしろ、あまりに平和すぎたので油断して、セキュリティを疎かにした自分自身に責任があると思っています。
この出来事から、如何に自分が平和ボケしていたのかを教えてもらいました。いい教訓です。
ただ、スタッフや先生方は優しい声を掛けてくれ、色々気遣ってくれました。必死に励ましてくれました。落ち込んでいた自分には凄く嬉しかったです。

卒業試験

これは授業ではなく、自分自身に課した課題です。内容は数日間独り旅をすること。今迄学んできたことを生かせるかを試す機会でした。
結果、意思疎通がスムーズに出来ました。自分の英語力の上達を確信して帰路に着くことが出来ました。
学校に戻ってくると、仲間達がオーバーに出迎えてくれました。たった数日留守にしただけなのに…。ただ、この感じにも慣れました。ここはフィリピン、これが普通です。

フィリピンに来て良かった点は大まかに2点あります。
1点目は自分の英語力が確実に上達したこと。これはマンツーマンレッスンのお陰です。全く話せない状態から、雑談ができるレベルまで上がりました。
ちなみに、皆さんからはこのスコアの上がり方は異常だといわれました(笑)

2点目はフィリピン人の気質に触れることができたこと。全ての人が徳が高く、人情味に溢れていました。また、彼らは人が好きなのでしょう。何でもない会話の中にも温かさを感じます。

フィリピンは、一部の犯罪者のせいで悪いイメージが着き纏っていますが、決してそんなことはありません。最低限の注意さえ払っていれば、楽しく過ごすことが出来ます。迷っている方は、是非一度フィリピンの地を訪れてみてください。

フィリピン留学ならやっぱりCNE1!!

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