60代 男性
2011年12月~2012年1月 (4週間)
日常会話マンツーマンコース4時間コース


私は、妻と一緒にCNE1に留学しました、私は68歳、妻は64歳。

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私は、昨年央に、長いサラリーマン勤務をリタイヤーしました。これからの人生計画があり、国内の英会話学校へ通いましたが期待した効果を得られず、思い切って海外で学んだ方が効果的だろうと考え、ネット情報からフィリッピン英語留学を知りました。

CNE1は、そのホーム・ページから学習スタイルなどに関心を抱き、メール照会をしたところ、共同代表者のおひとりである井坂氏のきめ細かな対応を受け、入学を決めました。日本人・韓国人が経営陣にいる直営の語学学校であり、それぞれ母国語でのカウンセリング・サポート等が受けられるという安心感が、私自身にとっても大きかったですね。

顧みて、CNE1への入学は、良い選択でした。

妻は、好奇心旺盛な性格で、私とのフィリッピン行きに “OK”。彼女は、英語学習に加え、観光への期待が大きかったようです。子供たちも、観光の手配など、あれこれとサポートをしてくれました。

以下は、私たちの留学体験と、見聞したことの一部です。

私たちの体験

私たちの留学期間は、4週間(フィリッピン滞在は6週間)でした。

前半の2週間が経過したところで、1週間の休み(クリスマスとニューイヤーの期間)をとり、バギオ、ビガン、マニラなどを観光しました。結果として、4週間の留学が途中でダレルことなく学習効果が高まったと思います。卒業後は、セブを訪れました。やはり、リラックス・タイムを上手に作ることが、高い学習モチベーションを維持する上で必要のようです。

余暇についてご紹介しますと、私たちの留学期間中(12月16日)に、学校主催で、クリスマス・パーティーが開かれました、プロのバンドチーム(メンバーの一員が本校の卒業生)の登場、学生たちや先生たちの見事なパフォーマンス(練習の成果)、全員参加のプレゼント交換、学校からのプレゼントなど、とても楽しい一夜でした。その様子は、ホーム・ページにアップされています。

また、毎週の金曜夜には、朝型人間(就寝時刻が早い)の私は参加できませんでしたが、学生主体の「飲み会」がありました。酒あり、会話あり、パフォーマンスありで、深夜まで互いの親睦を深めていたようです。あるいは、週末に、グループでビーチに泳ぎに行く(一泊)、先生の自宅に招かれたり、小旅行をしたりなど、学生それぞれに、いろいろな過ごし方がありました。

部屋は妻との2人部屋にしました。自室での会話はもちろん日本語でした。より高い学習効果を期待するなら、他国学生との共同部屋で、一日24時間、英語漬けになる形が良いでしょう。また、私のように自分のペースで過ごしたい人は、料金がやや高くなりますが、個人部屋が好ましいですね。

インターネットは、Wi―Fiが整備されており、日本の自宅にいるような使い勝手の良さでした。

講座は、2レッスン(4時間)のみにしました。記憶力が低下しているため、例えば単語ひとつ覚えるにしても、その語源から詰めて行くようなやり方をしており、レッスンごとに、予習・復習(まとめ)・反復のための充分な時間が必要でした。

また、日誌を書き、その修正加筆を先生に依頼しました。

   Please check my sentence.
   Does this make sense to you ?

2名の先生のそれぞれ異なる修正内容も参考になり、効果的でした。

CNE1について

(本校のみの留学経験なので、他校と比較しての感想ではありません)

学生には、さまざまの国、さまざまの年代、さまざまのスタイルがありました。国別では、日本、韓国、ロシアなど。私の入学時には、日本人が圧倒的に多かったのですが、卒業する時には、韓国からの学生が1/3程度を占めていました。

単独での入学者がほとんどで、長期休暇中・休学中などの学生、仕事のスキルアップの必要から休職あるいは1週間の会社休暇を利用しての留学。また、就職前の自分探しの人、定年退職し第二の人生を歩み始めた方、なかにはピッピー風の若者(失礼 !)や再度入学の人もいました。

他には、子供を伴った家族グループや私たちのような夫婦もおりました。みなが強い目的意識をもち、学習に取り組んでいるように感じました。

先生たちは、若い方が多く、みなフレンドリーでした。ただ、当然のことながら、教える力・人柄はさまざまで、正直「いまひとつ」の人もおりました。学生の中には先生との相性が悪く、その交代を申し出た人もいました。

食事は、昨年末まで同校で先生を務めていた方がコック長に転身し、食堂運営に就いていました。彼は、バギオで調理関係に長く携わっていたそうで、1日3度の食事はメニューが豊富で、食材のバランスもとれ多くの学生・先生に好評でした。韓国からの学生が増えた日には、早速「キムチ」を用意するといったきめ細かな対応が見られました。

ただ、高齢の私たちにとっては、オイルの使用量が多いと感じました。日本食と比較して、フィリッピン料理のベースは、甘味ですね。彼は、調理設備の高度化などにも意欲的で、これから食事内容がますます良くなるのだろうと思います。

CNE1の詳細は、ホーム・ページに紹介されていますが、2年前に、フィリッピン人・日本人・韓国人の3名共同経営として創立し、先生2名でスタートした学校が、現在、学生数70名近くに成長しています。そのため、施設などの拡充が必要で、私が在籍していた5週間の間にも、施工中であった教室と食堂の増設工事が終わり、図書館や先生宿舎が新増設工事中でした。

また、私たちの卒業の週には、新しい先生15名が加わり(試用雇用)、教員研修中でした。

これからの課題は内容充実であり、将来の設備拡張に備え、新たに隣接地の確保も済ませているとのことでした。その経営スタイルは、中長期的な対応で、家族主義的な人事運営で先生方の帰属意識を高める日本型経営の長所をとりいれているようです。

例えば、マンツーマン教育が主のため先生が多いが、給与体系は成果主義ではなく、年功序列型体系を基本にしており、また、先生方の寮を学校の敷地内に用意し、学生と同じ食堂を利用するなど、働く環境の充実に努めています。

なお、CNE1は、地元に歓迎され、良好な関係を結んでいるようです。学校があるSan Manuelは、農業以外に主な産業がない地方で、大きな雇用(先生以外にも、学生に種々のサービスを提供する人たち、警備員など)を生み、また、学校設備の建設などを行っている本校は、地域経済に貢献し、また今後に期待されています。

共同経営者のおひとり井坂氏は、将来、地元学生への奨学金制度などを設けたい、と語っていました。

数多くあるフィリッピンの語学学校のなかで、本校が急成長している背景を、井坂氏からお聞きしました。同氏によれば、CNE1は他の海外語学学校のように、代理店による学生募集や広告は行なっておらず、募集ツールは、インターネット情報・ホーム・ページ情報、それに卒業生からの口コミ情報のみだそうです。

やはり、ご本人の豊富な留学体験や会社員としての経験を踏まえた、語学学校経営の理念・理想が根底にあり、無形のうちに、多くの人びとの支持を得ているのだろうと思います。井坂氏についてはご本人のブログに詳しいので、ここでは述べません。

ガーリー氏(フィリッピン人の共同経営者)について

ご本人の叔父さんに、この国の元大統領がいる。また、父親は、地元の有力者で医者、種々の意味で地域への大きな影響力を持っている方。

ご本人は、フィリピンのNBI(National Bureau of Investigation)に勤務した経験があり、多様なネット・ワークをお持ちのよう。国会議員(「教育党」の党首として比例区に出馬)に当選したが、若く(当時、29歳)しての政治活動参加に反対の父親と井坂氏の説得に応じて、現在はこの学校の経営に専念している、との話しであった。

フィリッピンでは、日本と同様に、学校運営に関して種々の公的な許認可が必要だが、スムーズに許認可を得るためには、正規コスト以外に相当のお金を使って、人的なネット・ワークを築き維持することが必要とのこと、この国の厳しい現実である。CNE1の強みのひとつは、そのようなネット・ワークを新たに求める必要がなく、余分な負担がないこと、であろうか。

ガーリー氏は井坂氏と出会い、その学校経営の考えに共感し、学校運営については「フィリッピン・日本・韓国が各1/3ずつ」の対等共同経営方式を受け入れている。地元資本60%超の出資にこだわることが多いといわれる共同経営について、ガーリー氏の対応には、井坂氏への篤い信頼を感じます。

韓国人共同経営者のケビン・リー氏にはお会いする機会がなくコメントできませんが、井坂、ガーリーの両氏には、懐の深さとお人柄の良さを感じました。

その他

私は、CNE1で学生たち、先生方、スタッフなどの皆さんと、下手な英語で、お互いの経験、ライフスタイル、希望、あるいはサラリーや生活費など、いろいろ話し合いました。これらのことは、とても印象的で貴重な体験でした。

また、フィリッピン国内を移動のときに見た数多くの水牛そして広がる田園風景は、日本の稲作文化のルーツがここにあることを実感しました。そして、第二次世界大戦の時も含めて、この国と日本との関わりを考えます。日本のODAで建設された立派な高速道路や大きな橋も通りました。ゲートには、日比両国の国旗が描かれていました。

私にとり、この国で過ごした6週間は、英語学習の成果とともに、海外から日本を考える良い機会となりました。

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